骨折の手術やギブス脱後、脳梗塞等、身体に機能不全をお持ちの方に対して、主に基本的動作能力(立つ、歩く、座る、寝返る、起き上がるなど)の回復を促す治療を実施します。
治療内容は患者様とマンツーマンで実施する運動療法と、電気治療や牽引治療などを実施する物理療法があります。
当院では、前者の運動療法を中心に実施し、患者様との時間を大切にしております。
また疾患や外傷によって生ずるあらゆる障害に対して、患者様の能力を最大限に引き出しQOLを改善し、社会復帰を目標に実施しております。そのため医師のみではなく、看護師、理学療法士、ソーシャルワーカー、管理栄養士、薬剤師などがそれぞれの専門性を生かして、チーム医療をおこなっています。
●重心動揺計/筋電図
平成30年2月より筋電図計と重心動揺計を導入しました。
筋電図計と重心動揺計を使用することで、目では見えない動作中の筋肉の働きや活動タイミング、足底圧中心を測定することができます。
下肢荷重変化の測定や荷重訓練、反応速度計測も可能です。
●ハンドヘルドダイナモメーター
当院ではハンドヘルドダイナモメーターを導入しております。
筋力を定量的に数値化して評価することができ、理学療法介入後の筋力増強の程度や、性別・年代別のデータと比較することができます。
物理療法の目的は、痛みの緩和、運動療法を効果的にするための準備、むくみ・循環の改善などがあります。
当院では以下の物理療法機器を使用しています。具体的な治療手段として以下のものがあります。
・温熱療法 ホットパック、極超短波(マイクロウェーブ)
・寒冷療法 アイスパック、クリッカーなど
・電気治療 干渉波
・水治療法 渦流浴
・牽引療法 介達牽引(頸部・腰部)
・その他 ニューステップ、エルゴメーター、ハドマー
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